『今日好きニュージーランド編』最終回はいつ？放送日・告白の結末・ラストの展開まとめ

「一緒に帰ると思ってたのに…」
『今日好きニュージーランド編』の最終回が放送された夜、SNSにはそんな声があふれていた。

最終話、告白、そしてまさかの成立ゼロという展開。
笑顔の裏に隠された涙や、最後まで言えなかった「好き」。
この旅の結末は、ただの“ネタバレ”では語りきれないものだった。

この記事では、最終回はいつだったのか？告白の流れは？なぜカップルが成立しなかったのか？を、感情とともにまとめていく。

最終回はいつ？放送日・話数・配信情報まとめ

『今日好きニュージーランド編』の最終回は、2025年5月5日（月）21:00〜ABEMAで配信された。

全5話構成のシリーズで、最終話では男子メンバー3人がそれぞれ想いを伝え、「誰がどんな言葉を選ぶのか」に注目が集まった。

最終話ネタバレ｜告白の順番と“成立ゼロ”の結末

最終話では、男子メンバーが先に告白する形式でスタート。
それぞれが選んだ言葉の重さと、それに対する女子たちの返答には、一人ひとりの“誠実さ”がにじんでいた。

ひなた・みづき・さわ…女子たちの沈黙

女子メンバーからの告白はゼロ。その背景には、彼女たちの誠実な迷いがあった。
気持ちがなかったわけじゃない。でも、「好きって言っていいのかわからない」という迷いが、言葉を止めていたのかもしれない。

男子から告白するも“想いは届かず”

• りくと → ひなた：真剣な想いを伝えるも、「とういくんを待っていた」と返答され不成立。
• おうが → はるあ：レゴの花束と想いを込めた告白。はるあは「未来が見えない」と丁寧にお断り。
• せり → みづき：幼なじみのような関係から想いを伝えるが、「友達でいたい」との返答に。

スタジオの反応とSNSの声──「マジか！」が止まらなかった夜

スタジオでは、告白が進むにつれて“空気が張り詰めていく”ような緊張感があった。
成立ゼロが判明した瞬間、出演者たちは涙・驚き・沈黙でそれを受け止めていた。

SNSでは、「一緒に帰ると思ったのに」「とういの選択が泣けた」などの声が多く見られた。

成立しなかった理由を読み解く“それぞれの恋の決断”

告白されたけど選ばなかった。
告白しようと思ったけど、できなかった。

そのどちらにも、「自分の気持ちに正直でありたい」という想いがあった。

好きだけじゃ、付き合えない距離だった

今回の女子たちは、「付き合うかどうか」よりも「この人と未来を描けるか」で選んでいた。
ただ好き、という気持ちだけでは、その一歩を踏み出せなかったのかもしれない。

みづきは、せりに対して安心感を感じていたはず。
でもそれは“恋”というよりも、「大切な人として見守りたい」という気持ちに近かったのかもしれない。
心地よさと恋しさの境界線が曖昧になるあの年頃の恋は、ときに答えを見失う。

はるあもまた、誰かに対して「嫌いではない」けど、未来が浮かばない関係に“付き合う”という言葉を使うことに戸惑いがあったのではないだろうか。
「これでいいのかな」「この先も一緒にいたいって思えるかな」──そう考えてしまうほど、大切にしようとしていたのだと思う。

“自分の気持ち”を優先した強さと誠実さ

恋愛において「期待に応えること」がやさしさだと思われがちな場面もある。
でも、今回の女子たちはむしろ、「本当にこの人と向き合いたいか？」という自分の気持ちを何よりも大切にしていた。

その結果として選んだ“伝えない”という選択。
それは決して逃げではなく、相手の気持ちとちゃんと向き合ったうえでの静かな勇気だった。

「なんとなくOKする」こともできたはず。
でも彼女たちは、それをしなかった。

「私は今、あなたと恋人になる気持ちを持っていない」。
そのシンプルな本音を、自分にも相手にも嘘をつかずに差し出せたこと。
それこそが、今回の旅が見せた“大人びた誠実さ”の形だったのかもしれない。

🧠 もし私だったら──あのとき「好き」と言えただろうか？

もし私が、あの旅の中にいたとしたら。
きっと、同じように迷って、同じように沈黙していたと思う。

「好き」って、簡単に言える言葉じゃない。
そのあとを想像してしまうから。
相手が困るかもしれない、変わってしまうかもしれない。

それでも、りくとやおうが、せりのように自分の気持ちを言葉にした勇気も、
みづきやさわのように“言わなかった”ことで守った気持ちも、どちらも恋だった。

あなたなら、どうしただろう？
伝えただろうか、それとも、伝えずに終えただろうか。
その答えの中に、今のあなたがきっといる。

まとめ：その沈黙の中にも、“恋”はたしかにあった

『今日好きニュージーランド編』の最終回は、告白はあっても、カップルは成立しないという、静かな余韻を残す結末だった。

でも、だからこそ、このシリーズは恋のはじまりにある“まっすぐな揺らぎ”を丁寧に映し出していたように思う。
「好きって言いきれない」「でも、嫌いじゃない」
そんな曖昧な想いが、今回の旅のあちこちに溢れていた。

成立しなかったのは、気持ちがなかったからじゃない。
むしろ、「ちゃんと好きになれるか」まで、時間をかけて向き合いたかったから。
それは、ただの恋よりもずっと誠実で、大人びた選択だったのかもしれない。

好きって、言葉にするのは簡単じゃない。
でも言葉にできなかった想いも、ちゃんと「恋」だった。

この旅の終わりが、誰かにとっての“はじまり”になりますように。
そして次のシリーズでは、また違う形の“恋の答え”が見つかることを願って。

💌 しおりのこぼれ話

書き終えた今も、なんだか胸がぎゅっと締めつけられる気持ちが残っている。

今回のニュージーランド編は、いつもの「成立カップル数」で語れない、“恋のはじまりに立つ前の物語”だったように思う。

女子からの告白がゼロだったことが注目されがちだけど、私にはむしろ、男子たちの言葉にこそ、優しさと覚悟が詰まっていたように感じた。

「好き」と言うことは、傷つくリスクを引き受けること。
「言わない」選択は、きっとそれと同じくらい勇気のいること。

だからこそ、今回の成立ゼロという結果は、“実らなかった恋”ではなく、“大切にされすぎた恋”だったのかもしれない。

いつかまた誰かと、ちゃんと「好き」を伝えられる日が来るといいね。
きっとそのときは、今回の旅がやさしく背中を押してくれるから。