画面越しの恋に、こんなにも心が揺れるのは、きっと“自分の感情”がどこかに重なるから──。
『今日好き マクタン編』は、MBTIという“心の取扱説明書”を通して、恋する彼らの素顔に少しだけ触れさせてくれた気がした。
TikTokで広がる「推しMBTIランキング」。誰がいちばん人気? なぜその人に惹かれてしまうの?
「自分と似てるから」「正反対だから」「一緒にいたら安心できそうだから」。
そんな小さな感情の理由を、MBTIを手がかりに紐解いていくとき、見えてくるのは“恋の本音”と、ちょっとだけ未来のヒント。
この記事では、『今日好き マクタン編』に登場したメンバーたちのMBTIと人気ランキングを通して、恋と性格の“ひみつ”を深掘りしてみたいと思います。
✔️人気メンバー: はると・かなと・ねね・さら・そうし
✔️SNS注目: TikTokで「ENFP男子×ねね」ペアに高支持
今日好きマクタン編のMBTI一覧と傾向
まずは、今回の『今日好き マクタン編』に登場したメンバーのMBTIタイプを一覧でご紹介します。
どの性格タイプが人気を集めたのか、傾向を知るための手がかりにもなります。
メンバー名 | MBTI | 特徴(一言メモ) |
---|---|---|
はると | ENFP | 明るいムードメーカー |
かなと | ENFP | 優しい雰囲気の聞き上手 |
ねね | ENFP-T | 感情表現が豊かな愛されキャラ |
そうし | ENFP | 人懐っこく情熱的 |
さら | ESFJ | 気配り上手なまとめ役 |
えいじ | ESTP | 行動力のあるチャレンジャー |
るい | ISFP | 穏やかな平和主義者 |
ゆのん | INFP | 繊細で理想を追うロマンチスト |
りあ | ISFJ | 誠実で献身的な守護者 |
のあ | ENFP | 途中参加ながらポジティブさが際立つ |
※MBTIタイプはSNS発信や行動傾向をもとにした推定情報を含みます。
今回のマクタン編では、なんとENFPタイプのメンバーが4人も登場。これは恋リア史上でも異例の“外向・共感型”偏重構成でした。
性格診断の観点からも、番組がどうしてこのタイプを多くキャスティングしたのか、その理由を探ってみましょう。
感情の輪郭が見える、MBTIという“鏡”
MBTIは単なる性格診断じゃない。
それは、“まだうまく言えない気持ち”に、そっと名前をつけてくれるような言葉の地図。
たとえば、「あの子の笑顔がなんだか心に残った」とか、「この人の沈黙には意味がある気がした」とか。
恋リアを観ていると、そんなふうに感情が揺れる瞬間がいくつもある。
でも、その理由は意外とわからないまま終わってしまうことも多くて──。
そんなとき、MBTIが“感情の輪郭”を少しだけ見せてくれることがあるんです。
ENFPの明るさや、ESFJの気遣い、INFPの静かな情熱……
「この子の魅力は、こういうところなんだ」って、ラベルじゃなくて、理解としての言葉をくれる。
そして気づくのは、人気のメンバーたちには、「視聴者が自己投影できる余白」があるということ。
ENFPのまっすぐさに「自分もあんなふうに伝えたい」と思い、ESFJのやさしさに「こんなふうに誰かを想ってみたい」と感じる。
MBTIは、ただ“タイプ分け”するだけじゃない。
誰かの感情に、自分の気持ちを重ねるための“言葉の窓”になってくれる。
ENFPタイプが恋リア向きな理由
ENFPという性格タイプには、まるで“感情がそのまま言葉になってる”ような、そんな魅力がある。
自由で、情熱的で、ちょっと不器用で。
でも、それを隠そうとせずに、ありのままの自分で誰かにぶつかっていく。
たとえばはるとの笑顔やまっすぐな言葉、かなとのじっと相手を見る優しい目線、ねねの表情豊かなリアクション──
どれも、「感情がそのまま、そこにある」感じがして、だからこそ見ていて心が動く。
ENFPは、恋愛において“言葉で気持ちを伝える力”が強いと言われています。
それは単なるコミュ力ではなく、「今、こんなふうに思ってる」「こう感じたよ」と、自分の内側を相手と共有したいという衝動がベースにある。
だから視聴者も、彼らを見ていると不思議と安心するんです。
「あ、この子ならちゃんと気持ちを伝えてくれる気がする」
「何を考えてるか、見えやすいから信じられる」
感情が“開かれている”人は、恋リアではやっぱり強い。
それは視聴者にとって、応援しやすさや共感しやすさに直結しているから。
ENFPの強さは、「わかりやすさ」と「奥行き」の両方を持っているところ。
一見、明るくてノリがよさそうに見えるけれど、ふとした瞬間に見せるまじめさや、相手を思う細やかさが、その人の“人間らしさ”を深く印象づけてくれる。
だから、人気になるのも自然なことなのかもしれません。
見た目じゃなく、感情で惹かれる──そんな恋のかたちを、ENFPタイプの彼らが体現していた気がします。
TikTokでの“人気ランキング”TOP5
『今日好き マクタン編』の放送が進むにつれ、TikTokやX(旧Twitter)では自然と「誰推しか?」という話題が盛り上がっていきました。
特に注目を集めたのは、ハッシュタグ#今日好きマクタン編人気ランキングや、MBTI別の推し診断動画。
そこには、「顔が好き」「性格がタイプ」「一途そう」「共感できる」といった“恋の感情ラベル”が無数に並び、推しメンの“理由”を浮き彫りにしていきます。
推されるのには、ちゃんと理由がある
ランキング上位に並ぶのは、やはりENFPタイプのメンバーたち。
なかでもはるととかなとは、第一印象から好感度が高く、「まっすぐでウソがない感じが好き」という声が多数寄せられていました。
また、TikTokで拡散された「好きになっちゃうMBTI診断」の中でも、ENFPは“推されがちな性格”として紹介されることが多く、彼らの言動に共感する視聴者が多いことがうかがえます。
同時に、ねねやさらといった女子メンバーの人気も際立ちます。
ねねはその場の雰囲気をパッと明るくできる存在。さらは空気を読みつつ、自分の気持ちを言葉で丁寧に伝えられるタイプ。
どちらも「見た目」だけでなく「中身の伝わりやすさ」で評価されている印象です。
1位:はると/2位:かなと──“共感できる王子様”枠
はるとは、初回から安定した人気を獲得。明るさと優しさ、そして気になる相手に対する距離の詰め方が、ちょうどよくて安心できる、という評価がありました。
かなとは、控えめながらも相手のことをじっと見ていて、「ちゃんと大事にしてくれそう」と思わせるタイプ。
TikTokでは「かなとの目線にやられた」「声のトーンが優しくて落ち着く」といったコメントも見られ、ルックス以上に“雰囲気推し”されている印象があります。
3位以降には、ねね、さら、そうしがランクイン。
特にねねは、はると・かなととMBTIが同じENFPタイプで、視聴者からは「この3人の空気感が好きすぎる」という声も。
TikTokのコメント欄では、こんな言葉が印象的でした──
「ENFP男子×ENFP女子って最強なのかもしれない」
「この子たち、性格まで見てるともっと好きになれる」
MBTIというフィルターを通して、見た目だけでは伝わりきらない“個性”に気づけるのも、今の恋リアの面白さなのかもしれません。
ねね・さらが女子人気を集めた理由
『今日好き マクタン編』を語るうえで、ねねとさらの存在は欠かせません。
彼女たちは“ただ可愛い”だけではなく、その言動や表情から「内面まで見たい」と思わせるような魅力がありました。
視聴者の中には、「彼女たちを見て自分を振り返った」「同性だけど共感しかない」という声も多く、彼女たちの人気は単なる“ビジュアル評価”を超えたところにあるようです。
“笑顔のENFP”と“気配りのESFJ”
まずねねは、MBTIでENFP-Tタイプ。
感情を隠さず、相手の心にまっすぐ向かっていく姿が印象的でした。
初対面でも打ち解けやすく、気になる相手にはしっかり言葉で好意を伝える──そんな彼女の行動には、「恋する勇気」が詰まっていました。
TikTokで拡散された動画では「ねねの笑顔って最強」「ENFP女子っぽくてかわいすぎる」というコメントが多く、同性からの支持の高さも際立っていました。
一方でさらはESFJタイプ。
まわりを見ながら動ける“空気を読める人”であり、誰かに好かれることを意識するというより、「誰かを大事にすること」を自然にできるタイプ。
その優しさや誠実さが、画面越しでも伝わってきたように思います。
さらの告白シーンでは、「ちゃんと自分の気持ちに向き合って話してるのがすごくよかった」といった声がXやYouTubeのコメント欄にあふれ、言葉選びや表情の“奥行き”が共感を呼んでいました。
“ただ可愛いだけじゃない”自己理解の深さ
ねねとさら、ふたりの共通点は「自分の感情を整理できていること」。
恋愛において、不安になったり、言葉に詰まったりする場面でも、彼女たちはちゃんと“自分の今の気持ち”を言語化しようとしていたように見えました。
MBTIは、そんな“感情を自分で見つめる手がかり”にもなります。
ENFPは「自分の感情を言葉にする力」が強く、ESFJは「人の気持ちに寄り添うこと」が得意。
ふたりの行動には、まさにその特徴が映し出されていたのです。
「この子、ちゃんと自分をわかってるな」──そう感じた瞬間、視聴者はその人を“ただの出演者”ではなく、“自分と重ねられる誰か”として見るようになるのだと思います。
人気の理由は、笑顔でも外見でもなく、“内側から伝わるもの”だったのかもしれません。
MBTIと恋の相性──番組が教えてくれたこと
恋のはじまりに“理屈”はいらない。けれど、その恋を深く知ろうとしたとき、私たちは「理由」を探したくなる。
『今日好き』を見ながらMBTIを知ると、ただの“推しカップル”が、少しだけ立体的に見えてくる気がします。
ENFPとESFJ。ENFPとINFJ。
MBTIには恋愛における「相性タイプ」のようなものが存在していて、似た者同士が惹かれ合うこともあれば、真逆だからこそ補い合える関係もある。
「似ているから好き」vs「違うから惹かれる」
今回のマクタン編では、ENFPタイプ同士の“親和性”が特に目立ちました。
たとえばはるととねね。どちらもENFPらしく感情豊かで、相手を安心させるような言葉が自然に出てくるタイプです。
ふたりの会話はテンポがよく、波長もぴったり。
「価値観が合うって、こういうことかもしれない」と思わせる空気感がありました。
一方で、ENFPタイプの男子たちが、ESFJであるさらに惹かれる場面も印象的でした。
ENFPは自由さと情熱を持っている分、相手に“安定感”や“安心”を求めがち。
ESFJであるさらは、まさにその“癒し”や“包容力”を備えた存在。
違うタイプだからこそ、相手の足りない部分を自然に補える──それが「違うから惹かれる恋」なのかもしれません。
もし、あの子が私と同じタイプだったら──
たとえば、ねねと同じENFPだとしたら。
彼女が勇気を出して気持ちを伝えたとき、「わかる…自分もああやって頑張っちゃう」と感じたかもしれない。
さらと同じESFJだったら。
あの沈黙のあとに一言添えることの難しさを、あの“やさしさの選び方”を、自分のことのように理解できたかもしれない。
恋リアは、誰かの恋を見ているようで、実は“自分の感情”を見ている時間なのかもしれません。
MBTIというフィルターがあるからこそ、その気づきが少しだけ明確になる。
「わたしは、どんな恋をしたいんだろう?」
そんな問いを、自然と浮かび上がらせてくれるのが、MBTIと恋リアの組み合わせなのです。
📚 恋リア×MBTIは、感情と言葉をつなぐツール
感情には、言葉にしやすいものと、うまく言えないものがある。
「なんでこの人のことが気になるの?」「どうしてあんなに引っかかったんだろう?」
その“理由のない揺れ”に、MBTIはひとつの名前を与えてくれる。
『今日好き マクタン編』で話題になったMBTI別の性格や相性。そのブームの背景には、単なる診断を超えた、“自己理解と共感のツール”としてのMBTIの存在があると思うのです。
“わかりやすい個性”の時代に、必要な“心の奥行き”
今の恋リアには、感情の“ラベリング”が当たり前になっています。
第一印象、告白、脱落──そのすべてがSNSで言語化されて、無数のタグが付けられていく。
でも、感情ってそんなに単純じゃない。
好きなのに素直になれなかったり、安心したいのに試してしまったり。
その複雑さに「名前」を与えてくれるものがあれば、きっと私たちはもう少し、自分を許せるようになる。
MBTIが、そんな存在であること。
そして恋リアが、その“感情を写す鏡”になっていること。
それは、私たちが“わからなさ”の中で手を伸ばすための、やさしいツールなのかもしれません。
「この人のこと、知ってる気がする」──感情に名前をつける言葉たち
たとえば、はるとの「目を見て話すときのやわらかさ」、かなとの「一歩引いた優しさ」、ねねの「笑顔に隠れた繊細さ」、さらの「沈黙を見守る強さ」。
それを「ENFPだから」「ESFJだから」と言い切るのではなく、
「あの行動、わかる気がする」
「この気持ち、どこかで自分も経験した」
そんな風に“感情のことば”としてMBTIを使うなら、恋リアの見え方はもっとやさしくなる。
誰かを理解することは、いつだって「自分を知ること」とつながってる。
『今日好き』とMBTIの組み合わせは、それを静かに教えてくれていたように思います。
まとめ:MBTIというフィルターが映す、“推し”の新しいかたち
- ENFPタイプが圧倒的人気で、“共感と感情表現”の強さが光る
- TikTokを中心に、「見た目×性格」の両輪で評価される流れ
- MBTIは“感情と恋の解像度”を上げるツールになりうる
MBTIというフィルターを通して見えた、マクタン編の恋模様。
「この子、なんか好き」「なんであの子に惹かれたんだろう?」という問いに、小さなヒントをくれた気がします。
感情を言葉にすること。
自分の気持ちを、すこし俯瞰して見つめること。
それができるだけで、恋は少しだけやさしくなるのかもしれません。
MBTIという言語を持った私たちだからこそ、恋愛リアリティーショーの物語に、もっと深く入り込めるようになったのかも──。
“推し”という言葉の中に、「自分の感情の断片」が映っていることに、気づけた記事になっていたら嬉しいです。
🎞️しおりの記憶帖:あの“ENFP旋風”を、どこかで見た気がする
実は今回の『今日好き マクタン編』の“ENFP祭り”を見ていて、どこか懐かしい気持ちになったんです。
それは、あの「卒業編2023」。
当時も、ENFPとされるメンバーが視聴者の心をつかんで離しませんでした。
ひろむの感情の素直さ、たかひろの不器用なまっすぐさ。
「陽キャだけど繊細」──そのギャップが、見る人の心を動かしていました。
今回のはるとやかなとにも、どこか重なる雰囲気があります。
あたたかさと共感力、そして“誰かをちゃんと見ている”まなざし。
女子メンバーでは、「春桜編」のまおを思い出した人も多いのでは?
彼女もまた、ENFPらしい素直さと空気を変える明るさを持った存在でした。
MBTIが“ただの診断”ではなく、“感情の記憶装置”になっていると感じた瞬間。
過去の誰かの恋と、今の恋が重なることで、私たちは“恋の感受性”を育てているのかもしれません。
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